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Date:2011.03.04

ゲーム・オーバー PHASE ”1”

突然の続き妄想!!

発売日前だっ!滑り込みセー……フ?

ネタバレ含んでる(?)から本誌読んでない方は見ちゃダメょwww

コメレスはゲーム・オーバーが終わってからって事で。

※3月5日、読みにくいとの指摘があったので改行加えましたm(__)m



そこが自分でも容易に触れる事なんてできない程に深い場所であったって……
ちょっとやそっとじゃびくともしないような南京錠をいくつもガッチリ掛けたって……
安心する事なんてできない。
私がどんな思いであの箱をそこに閉じ込めたのかなんて微塵も考えた事のないあの人は、
いとも簡単に掘り返してカチカチと躊躇う事も無く解錠してしまう。
それは不意に―――些細な出来事で―――簡素な言葉で―――腹が立つったらありゃしないっ!
ただの”事務所の尊敬する先輩”でいてくれれば何の問題も無いのに、あの人は天災の如く私を襲う。
「最上、さん?どうして貴島さんと……」
ド、クンっ。
まただ。また心臓の鼓動が聞こえた。
声が聞こえたわけじゃない。なのにあの人の唇が私の名前を描いただけでこんなにも鷲掴みにされてしまう。
190センチの巨体が呆けた顔している様は滑稽なはずなのに全然笑えない。恐怖を通り越してなら笑えるかも、
なんて事を思っているキョーコの心臓は破裂しそうな程の鼓動を打ち続けていた。
恐怖からくる息苦しさに思わず貴島の腕を握り締めている事にも気付かない。
もちろん、その行為がますます蓮の怒りを買おうとは露ほどにも思わず―――。

貴島はと言うと、それはもうおもしろいくらいに気付いていた。
会場入りしてからというもの誰一人としてこの美女が美緒、つまりは京子だと気付いていないと言うのに、
蓮だけは遠目からでも一瞬でそれが誰なのかを見抜き、さらにはその隣に立つ俺こそが化けさせた本人だと言う事も察知した。
そして京子の白くて細い腕が俺の腕に絡まっている事に腹を立てている。絶対に。
何故なら―――その様は世間で言われている、少なくとも自分が知っていると思っていた紳士な敦賀蓮とは掛け離れたドス黒さを放ち、小さくはあるが思わずうっと呻き声をあげてしまうほどに恐ろしいから―――。
(まさか敦賀くんほどの男がマジで京子ちゃんを……?)
有り得ないと心のどこかで思いつつも、そう考えれば納得できる出来事が多々あったなぁ~と気付いた。
「なるほどねぇ~」
「え?何がですか?」
実際に声になっていたようで、突然発せられた声にキョーコは異常な早さで食らいついた。反応が早かったのにはわけがある。
先ほども大先輩の言葉を一切合財聞き逃し、さらには「聞いていました」と嘘をつき、自分の稼ぎでは即刻返金なんてできない程の大金を使わせてしまった事への罪悪感があったからだ。
それ以上に、大魔王降臨の気配を感じ取っている為に神経が過敏になっている事が原因だったりするのだが……
正直、キョーコにとってはそんな事はどうでもよくなっている。
貴島の発言はそれ以上にどうでもいいのだが悲しいかな、礼節を重んじる性格故、神経の3%程度は辛うじて貴島へ向けていた。

「京子ちゃん、俺とゲームしない?」
「ゲームですか?」
打ち上げパーティに来ているのに何のゲーム?と言わんばかりにキョーコは首を傾げた。が、その傾げた方向が悪かった。
左手は貴島の腕に添えられている状態で「はて?」と考えようとすれば自然と右手が唇に近づく。
それだけならまだしも、何故かキョーコは首を左側に傾けたのだ。本人は頭の右上でいろいろなゲームを思い浮かべているだけなのだが、傍から見ればそれはまるで貴島の肩に頭をコテンと預けているようにも見える。
実際キョーコ達の正面から見れば違う事は明らかなのだが、後方から見ているとそう見えるから不思議だ。
キョーコ達の前方にいる蓮は違うと分かっている。分かっているはずなのに、キョーコ達の後方にいる人物達の顔が赤くなったり驚いた表情をしているだけで冷静さは確実に失われていく。心に渦巻く怒りが抑えられない程に暴れている事が分かった。

―なぜ貴島と一緒に来たんだ?
―なぜその腕を貴島の腕に絡ませている?
―なぜそんな笑顔で貴島を見つめる?
―なぜ……そんなに自然と寄り添えるんだ?

蓮は周りの事なんか気にしないで怒鳴り散らしたいほどに喉元まで這いあがってきている言葉を辛うじて飲み込んだ。
今日はテレビ局も会場に入っている。落ちつけ、今は抑えるんだっ!何度も心の中でそう繰り返した。
こんな状況でも仮面をかぶれたのは奇跡に近かった。
こうしている間にも親しげに言葉を交わす二人が視界に入って、今までにはいほどの警鐘が鳴り響く―――。



「ここにいる誰も俺がエスコートしている美女が京子ちゃんだなんて思っていない。だからさ、俺の恋人のフリしない?」





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